偏見のない子どもの声

家族

私の子供は療育に通っています。
成長がマイペースな子たちに合わせて支援と保育をしていくところです。

保育園との地域交流

年長の息子は9月から週1回・半日程度自宅近くの保育園に出向きます。
地域交流といって、保育園児たちに地域住んでいる子との交流の機会にするためです。

息子が行くと園児たちが積極的に息子にあいさつをしてくれます。保育園の先生があいさつするように言ってくれてるんですかね。
週1回交流に来る息子に対し、なかばもの珍しさもありいろんな子が積極的に遊んでくれます。

息子は言葉をあまり話さないし、他の子の声掛けに反応することはあまりありません。ひたすら園にある台車を出し入れしているときもあります。
しかし保育園の子にとってそんなことは些細ないことでした。

今となっては台車を出し入れすることや誰かが乗った台車を他の園児が押す遊びが、保育園でプチブームになっているそう。

私たち親は公園に行く度「他の子と同じように遊ばないな」と悩んだ時期もありました。ただ子供たちにとってだれかと一緒かなんて関係なく、そこにあるものすべてが遊びであるんだなと思いました。

慣れない場所が苦手な息子も今は保育園を「遊ぶところ」と認識し楽しんでいるようです。

嬉しい出来事

先日いつものように地域交流に出向いたところ「来るの待ってたんだよ」ととある園児が声をかけてくれたようです。

嬉しい一言です。

「なんでしゃべらないの」「なんでいつも来ないの」など質問されなかなか返せないときがあります。勘のいい子は息子に障害があることに気付いているだろうけど、みんなの輪の中に息子がいられるようになったことは地域交流に参加してとてもよかったと感じています。

自分の道や可能性を広げるのはもちろん自分自身であり、自己責任の社会です。けどこういったことをみると、社会や環境の力って大きいなと感じます。

子どもならなおさら。

コロナウイルスの影響で地域交流が今後も続くか分からないけど、少しでも息子にとって良い環境になるよういろいろチャレンジしていきたいと思いました。

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