支払いの相談

仕事(福祉・介護)

携帯代が払えない

以前から相談している女性のKさん。軽度の知的障害がありますが、地域で1人暮らしをしています。
Kさんは他人と仲良くなることができる反面他人に依存しやすい傾向があります。

 

Kさんとお金の使い方に相談を受けてきましたが、とある時から携帯代が異様に高くなりました。

友人にQR決済を教えてもらったようで、QR決済による買い物を行っていました。

 

QR決済で買い物をすること自体は悪いことではありません。

しかし支払い能力を超えた買い物をしてしまっているため、Kさんにはやりくりが大変であるためQR決済を使わないように促しました。

 

KさんはQR決済を使わないと言ってその日は帰りました。
後日またKさんが来所。
QR決済を使いすぎて料金を払えなくなりスマホが使えなくてしまいました。

 

滞納していた金額約20万

 

明らかに動揺しているKさんを落ち着かせて本人と一緒に分割の相談をしました。

先方も分割の相談に乗ってもらえたので分割を約束。
支払いが終わるまでスマホは使えませんがいったん安心です。

 

早く返済したい

Kさんとこれからの生活費について相談をしましたが、Kさんは日々のご飯を味噌汁のみでいいからと早期での繰り上げ返済を希望されました。

携帯が使えなくなると娯楽がほとんどなくなりますもんね。

 

しかしそんな生活だと体を壊すため、計画的に返済するように説得。

本人がなかなかひかないため、1週間本人が言ったように味噌汁のみで生活するよう伝えました。

 

 

2日後、、、

 

味噌汁生活に限界を感じたKさんがやってきたため、計画的な生活を一緒に考えやっていくこと位なりました。

 

改心の手紙

今月の年金が入る少し前、Kさんから手紙が届いておりました。

 

「こんなことになってしまってほんとうに反省しています。はなしを私がきいていればこうならなかったと思います。」

 

と柄にもなく反省した文面があり、Kさんもつらい思いをしていたんだなと感じながら手紙を読み進めていると、、、

 

「実はWi-FiもけいやくしていてWi-Fiはかいやくしたくありません。このままだと、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

 

 

要はWi-Fiの支払いも一緒に電話しろということですね。

 

同じことがないように今後も考えていかないといけませんが、1人暮らしを頑張っているKさん

頼ってもらえるうちが華

 

QR決済を教えた友達も少し気になりますが、、、
またKさんと話し合って返済計画を考えていきたいと思います。

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